一人ひとりの角膜の形状(高次収差)を解析する方法のひとつ。通常の解析方法であるゼルニケ解析よりも精度が高い。
角膜を全く削らず、人工レンズを眼内に挿入する視力矯正手術。レンズが合わない等の問題が発生してもレンズを取り出して元の状態に戻せるという利点がある反面、視力の回復と安定に時間がかかる、合併症の可能性がある、治療費が高い等のデメリットがある。
国際単位系で、1フェムトセカンドは1/1000兆秒のこと。フェムトセカンドで照射されたレーザーでフラップを作成すると、切断時の歪みがすくなく、収差の発生を抑えられる。熱伝導前に照射が終了するため、痛みや熱による不具合が伴わない。
CRS-Masterという検査装置で目の状態を精密に測定して、個々オリジナルのレーザー照射プログラムを作成しレーザー照射を行うことです。マイクロケラトームなどの金属刃を使用することなく、フラップの作成にもフェムトセカンドレーザーを用います。他医院ではプレミアムレーシック、アイレーシック、イントラレーシックなどと呼ばれることもあります。
レーシック合併症のひとつ。フラップの位置や形状が適切でない状態。手術中に修正できる場合もあるが、そうでない場合は再手術となる。
角膜の病気やけがなどで角膜表面が凸凹しているため、眼に入ってくる光の屈折が不規則になり焦点がどこにも合わない乱視のこと。
左右の眼で屈折度数(遠視、近視)が大きく異なっていることをいう。コンタクトレンズかレーシックでの矯正が望ましい。
脈絡膜、毛様体、虹彩の総称。ぶどうに似ていることからついた名前です。眼球全体を包み込むように広がっていて、血管やメラノサイトが豊富。何らかの原因でこの組織に炎症が起こると「ぶどう膜炎」になる。
ぶどう膜は虹彩、毛様態、脈絡体の3つから成る組織。色素と血管に富むので遮光に役立ち眼球の栄養をつかさどる。このぶどう膜の炎症を総称してぶどう膜炎という。
エキシマレーザーの照射方法のひとつ。細かいレーザーで少しずつ角膜を削る。精密な作業には適しているが、制御する装置の精度によって結果が左右されやすい特徴がある。
角膜の表面を薄く削ったことによってできる角膜のふたの部分のこと。
フラップを作る際は角膜と一部分だけつなげておくが、完全に切り離してしまった状態をいう。
エキシマレーザーの照射方式。ビームを拡大して照射する方法。短時間で一様照射野が形成できる。
毛様体に作用し、房水の排出を促進することにより、眼圧を下げる薬になります。